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テレビ・ソファ・窓はどう並べる?2実例で考える、LDKのくつろぎ方

HOUSE TAG編集部 · 公開
テレビ・ソファ・窓はどう並べる?2実例で考える、LDKのくつろぎ方について、図面と住宅設備を見ながら配置を検討する様子
この記事の内容
  1. 安成工務店・景色を切り取る窓のある平屋|見せたい風景に合わせて窓の高さを整える
  2. アイ工務店・埼玉県N様邸|テレビまわりに合わせたソファで、犬とくつろぐ
  3. 2実例の違いは、外の見え方とテレビ前の過ごし方
  4. 住宅系YouTuberはこう解説している
  5. 打ち合わせで確認したいこと

夕食のあと、ソファでテレビを見ながらくつろぐ。休日の昼には、同じ場所から外の景色も眺めたい。そんなリビングを考えるとき、テレビの正面にソファを置くだけでよいのか、窓をどこに設ければよいのか、迷うことはないでしょうか。家具が収まるかに加えて、座ったときに何が見え、立ち上がったあとにどこを通るかまで確かめたいところです。

今回は、窓の高さで景色と外からの視線を調整した安成工務店の平屋と、造作テレビボードや壁掛けテレビに合わせたソファで過ごすアイ工務店のN様邸を紹介します。その後に、家具間の距離と座る高さを扱う二つの解説を補足します。

二つの家を同じ配置の正解として見るのではなく、窓から何を見たいか、テレビの前でどう過ごしたいかを分けて読むと、自宅で優先したいことを整理できます。

安成工務店・景色を切り取る窓のある平屋|見せたい風景に合わせて窓の高さを整える

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床まで開くより、見える範囲を選んだ窓

リビングの窓について、動画では掃き出し窓にした場合との違いが説明されています。床まで窓を設ければ外へつながる一方、下のほうを歩く人など、周囲のさまざまなものも見えてしまう。これに対して、この窓は外からの視線を感じにくくし、室内からよい景色を切り取る高さとして紹介されています。

窓越しに見えるものとして挙げられるのは、田んぼ、遠くの山並み、空です。駐車場の車が見えないことにも触れ、季節ごとに変わる風景を楽しめる窓だと説明しています。外を広く見せることと、見たい部分を選んで見せることを分けている場面です。

ここから読み取れるのは、外とのつながりを、窓の大きさだけで判断しない考え方です。自宅で景色を楽しみたいなら、まず敷地の外に見せたいものと見せたくないものを書き出してみてください。窓の位置や高さを相談する際の、具体的な手がかりになります。

テレビ台と窓の高さを、一緒に見る

この家の窓は、室内から見てちょうどよい高さであり、テレビ台と同じ高さだと説明されています。窓だけを取り上げるのではなく、室内の家具との高さの関係にも言及している点が特徴です。ただし、この場面ではソファの位置や、テレビと窓が平面上でどう並んでいるかまでは説明されていません。

参考にしたいのは、テレビ台と窓を別々の打ち合わせ事項にしないことです。自宅の図面では、テレビ台の高さと窓の位置を同じ室内立面図に描いてもらいましょう。そのうえで、予定するソファに座った目線から、外のどの部分が見えるのかを確かめると、家具と景色の関係を話し合えます。

景色を見るときに、窓まわりの設備をどう見せるか

窓の高さの説明に先立ち、ロールスクリーンを木の中に隠していることも紹介されています。動画では、余分なものを見せないための工夫として説明されています。窓から見える風景に加え、室内側に見える窓まわりの部材にも配慮した納まりです。

景色を楽しむ窓を考えるなら、スクリーンを開けている状態と閉めている状態を、両方確認したいところです。開けたときに何が視界に残るか、閉めたときにテレビまわりとどう見えるか。窓の形だけでなく、普段の使い方まで含めて室内の見え方を相談してみてください。

アイ工務店・埼玉県N様邸|テレビまわりに合わせたソファで、犬とくつろぐ

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造作テレビボードと壁掛けテレビを一組で考える

N様邸では、インテリアのこだわりを尋ねる場面で、造作したテレビボードと壁掛けテレビが挙げられています。続いて、それに合わせたソファも紹介されます。テレビ単体ではなく、テレビボード、テレビ、ソファが一連のこだわりとして語られています。

ただし、テレビまわりを計画の最初に決めたのか、ソファの色や形、寸法のどれを合わせたのかは、この場面では分かりません。確認できるのは、テレビまわりとソファを関連づけて選んだという説明までです。

自宅で取り入れるなら、壁掛けテレビの希望だけでなく、使いたいテレビボードやソファも一緒に伝えてみましょう。家具をすでに持っている場合も、これから選ぶ場合も、見る場所と座る場所を同じ図面で検討することが出発点になります。

ソファは、くつろいでテレビを見る場所

紹介されているソファでは、普段からくつろぎながらテレビを見ていると話されています。見た目のこだわりだけでなく、実際にそこで何をして過ごしているかが分かる場面です。窓との関係や具体的な視聴姿勢についての説明はありません。

ここから読み取れるのは、家具の組み合わせと日常の過ごし方を、一緒に考える大切さです。テレビを見る時間を重視するなら、ソファの商品写真だけで選ばず、どの席に座り、どんな姿勢で見るつもりかまで共有したいところです。いつもの座り方を言葉にしてから配置案を見ると、確認する場所が具体的になります。

犬が横に来る時間も、くつろぎの一部

テレビを見ていると犬が横に来て座り、それが癒やしになっているとも語られています。N様邸で紹介されるくつろぎ方には、画面を見ることだけでなく、犬とそばで過ごす時間も含まれています。犬のために専用の余白を設計した、という説明ではありません。

この過ごし方を自宅に置き換えるなら、家具の輪郭だけでなく、人やペットが普段いる位置も図面に書き込んでみてください。そのうえで、座っている人の横を通るのか、ソファの後ろを回るのかを確認します。これはN様邸の動線を示すものではなく、自宅で座る場所と通り道を重ねて検討するための方法です。

2実例の違いは、外の見え方とテレビ前の過ごし方

安成工務店の平屋では、窓の高さによって外からの視線を感じにくくし、田んぼや山並み、空を切り取る考え方が説明されていました。アイ工務店のN様邸では、テレビまわりに合わせたソファでくつろぎ、犬が横に来て座る日常が語られていました。

前者は窓から見えるもの、後者はテレビの前での過ごし方を考える手がかりです。ただし、二つの動画から、景色とテレビのどちらを優先すべきかという共通の結論や、家具の決定順序までは導けません。自宅では、外に見たいものと、室内で長く座りたい場所をそれぞれ挙げてから、両方を一枚の図面に重ねてみてください。

動線も、その図面で別に確かめたい項目です。テレビとソファの向きを決めたあと、窓へ近づく道や食卓へ移動する道をたどってみましょう。今回の実例に動線上の優劣を付けるのではなく、自宅の配置案を比べるための確認として扱うことが大切です。

住宅系YouTuberはこう解説している

家づくり せやま大学【ちょうどいい塩梅の家づくり】|帖数より、テレビとの距離とソファまわりの横幅を見る

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面積の数字から、家具の関係へ視点を移す

この解説では、リビングの帖数よりも、ソファとテレビの距離感、ソファを置くスペースの横幅を確保することが重要だと述べています。それらの確保を開放感につなげる考え方であり、この動画が示す設計上の見方です。

間取りを見るときは、LDK全体の面積だけでなく、予定するソファとテレビを描き込んだ状態を確認しましょう。距離を相談する際も、部屋の端から端までの広さではなく、実際に座る位置と画面の位置を示すと、家具を含めた話ができます。

ソファの幅と、その周囲の使い方を確認する

解説が挙げているのは、ソファとテレビの間だけではありません。ソファを置くスペースの横幅も、確保すべき要素に含めています。なお、窓に関する発言はこの場面の最後で途切れているため、窓の推奨配置までは確認できません。

自宅では、横幅のどこまでをソファに使い、どこを通路として残すのかを分けて確認したいところです。窓へ近づく道や、ソファから立ってダイニングへ向かう道を図面上でたどってみてください。単に家具が入るかではなく、置いたあとにどう動くかを相談するための確認です。

住宅四天王 エース【ハウスメーカー選びの専門家】|ソファ以外にも座るなら、高さの関係を確かめる

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段差部分を、会話とテレビ視聴の席として見る

この動画では、下におもちゃを収納できる段差部分について、ソファの高さと関連づけて説明しています。そこに座るとソファにいる人と会話でき、テレビも見やすい高さだと紹介しています。平面上の距離だけでなく、座る高さから使い方を捉えた説明です。

ソファ以外にも座る場所をつくるなら、そこから誰と話したいか、テレビも見るのかを先に決めてみましょう。同じリビング内でも、用途を分けておけば、すべての席に同じ見え方を求めるのか、特定の席を優先するのかを相談できます。

配置図に加えて、座った目線で確認する

ここで紹介される見やすさは、その動画内の段差部分とソファの関係についての説明です。別の家具や座り方でも同じ結果になるという説明ではなく、窓からの景色との関係にも触れていません。

自宅の確認では、ソファ席とそれ以外の席を分け、それぞれの座った目線を室内立面図に入れてもらう方法があります。テレビがどこに見えるか、相手の顔がどの高さにあるかを確かめましょう。窓も同じ図に描けば、画面と景色をどの席から楽しみたいかまで話し合えます。

打ち合わせで確認したいこと

  • ソファで過ごす時間のうち、テレビを見る時間と外を眺める時間は、それぞれどのくらいありますか。
  • 予定するソファに座った目線で、窓から見せたい風景と、見せたくない人や車の位置を確認できますか。
  • 窓とテレビ台の高さを同じ室内立面図で見たとき、室内と外の見え方は希望に合っていますか。
  • ロールスクリーンを開けたときと閉めたときで、窓まわりやテレビまわりがどう見えるか共有できていますか。
  • 使いたいソファとテレビを図面に入れ、普段座る位置から画面までの距離を確認していますか。
  • 家族やペットがそばにいる位置を描いたうえで、ソファから立ち上がって移動する道を確保できますか。
  • ソファを置いたあとも、窓へ近づく道やダイニングへ向かう道を、図面上でたどれますか。
  • 段差部分などソファ以外にも座るなら、それぞれの席からテレビを見るのか、会話を中心にするのかを決めていますか。
  • ソファ席とそれ以外の席について、座った目線の高さでテレビと窓の見え方を確認できますか。

テレビ・ソファ・窓は、並び方だけでなく、座る場所と見たいものを組み合わせて考えてみてください。景色、テレビ、一緒に過ごす人やペットの位置を図面に重ね、最後に通り道を確かめる。その順で関連する実例も見直すと、自宅に取り入れたい工夫を具体的に選べます。

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